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この夏は記録的な猛暑が続き、各地で最高気温の更新が相次いでいます。地球温暖化の影響によるものか、はたまたフェーン現象によるものか、いずれにしてもこの猛暑を機に、社会全体で環境問題を考えてみる必要があるのではないでしょうか。 |
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| 暑さといえば国会も熱気を帯びています。参議院選挙の結果を受け、民主党が議長はじめ各委員会の委員長など、主要なポストを占めました。これにより、今までのような数に力を言わせた国会運営から、政策議論中心の国会へと転換していくものと期待しています。 |
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先の参議院選挙で当選した大塚耕平氏と谷岡くに子氏
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さて、今回は参院選における自公の敗因とも言われる「強行採決」から、「民主主義と多数決」について考えてみました。
先の国会を振り返ってみると、年金問題を筆頭に、政治とカネの問題、格差問題の棚上げなど、国民の過半数が反対しているにもかかわらず、その「代表」たる議員の過半数が賛成するという逆「多数決」(ねじれ現象)が、しばしば起こりました。
確かに議会制民主主義では、議会の採決で過半数を占めれば政策として成立し、その政策には正当性が認められます。しかし、近年の強行採決を繰り返す国会に関しては、この原則は当たらないのではないでしょうか。
なぜなら、そこで重視されていたのは、多数を得るという「ルール」の問題であって、「目的」ではなかったからです。 |
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格差や福祉の問題はまさにその典型でありますが、民主主義は、決して単なる多数決ではなく、「一人一人の人間が、本気で生きていくことを認めていく過程」であるはずです。
そして、少数者の意見を尊重することこそ、民主主義の根幹です。多数者が少数者の意見を尊重する。だからこそ多数者の権力の行使に正当性が認められる訳です。決して多数者の横暴であってはならない。このことを忘れてはいけないと思います。
「為政者は、弱き者の流す涙こそ恐れなくてはいけない」とは宮本武蔵の言葉です。もう一度、この言葉の持つ意味を噛み締めたいものです。 |
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